「ちょい丁寧な生活」で心が変わる!習慣を変えたら人生が動き出した話

なりたい自分になる

はじめに:習慣を変えるきっかけ

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その未来像のひとつに、「家での食事とその時間を充実させる」というものがあります。
実はこれ、杉本彩さんのYouTube動画を見て触発されたことがきっかけなのです。

食材や調味料にこだわり、丁寧に料理をする姿。素敵なお皿におしゃれに盛り付けされた料理をいただく時間。「なんて素敵な暮らしなのだろう」と心から思い、少しずつ真似することにしました。

料理は「義務」だった

実は、それまでの私は料理に対してかなりネガティブでした。

  • とにかく料理がめんどくさい
  • 洗い物は極力増やしたくない
  • 栄養さえ摂れればいい(=決まった食材に決まった味付け)

こんな具合で、とにかく手間をかけないことに重きを置いていたのです。

当然のことながら、毎日同じような料理に飽きてきます。「あ〜、またこれか」と思う日も少なくありませんでした。時には食べ終わった後に気持ち悪く感じることさえありました。

そして定期的に「自分の作った料理がとにかく嫌だ」と思う時期が来て、また同じことを繰り返す…そんな悪循環にハマっていたのです。

変化の第一歩:お気に入りの食器を揃える

そんな私が彩さんに触発されてまず行動したこと。それが「お皿を買う」、そして「料理の手間をめんどくさがらない」でした。

お恥ずかしい話ですが、以前お茶碗を割ってしまい、それ以降ずっとラップをお皿代わりにしていたのです。

本当にタイミングってあるようで、ちょうど丁寧な暮らしを決意した次の日、出かけた先で食器のポップアップストアを発見!
しかも私の大好きな波佐見焼がセールになっているではありませんか!
心をときめかせながら、お茶碗とお椀など、気に入ったものだけを数点購入しました。

実は面白いことに、その前日、友人と食器について話をしていたんです。
「新しいお茶碗とお椀が欲しいけど、本当に気に入ったものじゃないと買いたくない。だから今は、とりあえず手持ちのもので済ませている」と盛り上がりまして。
その翌日に、気に入った食器を購入できるなんて、すごい偶然だと思いませんか?

さらに、昔買ったけど「もったいない病」のせいで使っていなかったお気に入りの食器たちも、日常使いにすることに決めました。

変化の第二歩:手間を面倒くさがらない

もう一つが「料理の手間をめんどくさがらない」こと。いったん「工程が増える」「洗い物が増える」は無視することにしました。といっても、以前に比べたら少しだけ手間をかけるというレベルです。

それでも、惰性で料理をしていた頃よりも断然おいしいものが作れるようになりました。しかも不思議なことに、工程や洗い物が増えてもストレスに感じなくなったのです。

ちょうどこの頃、フルタイムで仕事を始めたので、以前に比べて時間も減っているのに、です。

美味しい料理で満足しているからなのか、手間をかけているという事実が自分をいたわっているように感じているからなのか。おそらくその両方なんだと思います。

よく考えれば当たり前なんですが、美味しくない料理を食べて楽しい気持ちにはなりませんよね。それにすら気が付かないくらい、気持ちが落ち込んでいたのかもしれません。

ネットから保存するレシピも、手間重視より食べたいもの重視に変わりました。「作りやすいかどうか」より「これ食べたい!」という気持ちを優先するようになったのです。

大きな変化:人生にラッキーが増えた

この二つを始めて1か月が経過して感じたこと。まず、ラッキーと感じることが増えました。

主に職場での話なのですが、なんだかラッキーと思うことが増えたのです。そういえば昔もこの感覚があったなぁなんて懐かしく思っていたのですが、そのころはまだ実家で母の料理を食べていたんですよね。

その後、一人暮らしを始めて、最初こそ料理を頑張っていたものの、だんだんと手抜きになり…。

心が疲れているから食事に手間をかける余裕がなくなるのか、妥協した食事を食べ続けることで心も荒んでいくのか。もしかしたら相関関係があるのかもしれません。

ちなみに私の場合は料理だったという話で、肝心なのは「自分に手間をかけること」だと思います。あなたにとっては、料理じゃなくて別のことかもしれません。

気持ちに余裕ができた理由

次に感じた変化は、以前に比べて気持ちに余裕ができているということ。

前回の職場では「誰にも自分のことを話したくない」と自分の殻に閉じこもっていました。少なくとも、自分から話しかけることはほぼありませんでした。

それが今の職場では、比較的オープンマインドで接することができています。もちろん職場にいる人たちが話しやすい方たちばかりというのもありますが…。

朝から可愛い食器を見て気分が上がり、帰宅後は美味しい料理を食べてまた気分が上がる。なんだかハッピーな気持ちになっているから、自分から話しかけたり、自己開示もできるようになったのかもしれないと分析しています。

疲れているときほど「当たり前」に気づかない

以前に比べて手間はかかるようになりましたが、比較にならないくらい、メンタル面にはいい効果が出ているように感じています。

「そりゃ、さして美味しくない手抜き料理より、手間がかかっても美味しい料理がいいに決まってるでしょ」と思われるかもしれません。

でも、気持ちが落ち込んでいるときや心が疲れているときって、その「当たり前」に本当に気が付かないんですよ。疲れている自分を疲れさせないために料理は手を抜こう、って思っちゃうんです。

だから、こんなに些細な変化なのに気持ちが明るくなるんだと思ってびっくりしています。

食器も同様。「これでいいか」と思って選ぶのと、「うん、可愛い」と思って選ぶのでは、思っていた以上に気持ちの明るさに影響があることを知りました。

まとめ:自分への手間はハッピーへの近道

食事や食事の時間を丁寧にすることで変わったのは、料理だけではありませんでした。気持ちに余裕が生まれ、人間関係も良くなり、日常に小さなラッキーが増えていく。

もしあなたが今、なんとなく毎日が楽しくないと感じているなら、もしかしたら「自分に手間をかけること」を忘れているのかもしれません。

それは料理かもしれないし、別のことかもしれない。本当に些細なことでいいのです。
自分を大切にする小さな習慣が、人生を少しずつ変えていくんだと実感しています。

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