他者に優しくできなくて自分が嫌になる時の考え方|心の余裕がない時の自分との向き合い方

気付き

こんにちは、のちこです。

周りの人に親切にできなくて、自分が嫌になる時ってありませんか?

  • 思いやりのない自分が嫌でたまらない
  • 余裕がなさすぎて自分の性格が嫌になる
  • 本当はやさしくしたいのに、気持ちが追いつかない

そんな風に自分を責めてしまう経験、私にもあります。むしろ働いている時はそっちの方が多いくらいです。

でも最近、そんな時の気持ちを少し楽にする考え方のコツを発見しました。同じような悩みを抱えているあなたに、この発想の転換アイデアをシェアできればと思います。

なぜ他者に優しくできないのか?まずは原因を理解しよう

他者に優しくできない自分を責める前に、まずはなぜそうなってしまうのか、その原因を考えてみました。

周囲に気遣いができない時は、自分に余裕がない時

まず一つの原因として、「今の自分は気持ちに余裕がない」から。そして、これを認めるだけで、心がずいぶん楽になります。

もちろん、「いや、どんなに忙しくてもいつも優しい人はいるよ」という声が聞こえてきそうですね。はい、確かにそのような方もいらっしゃいます。

でも、そのような方は本当にとてつもない人格者だと思うんです。
だから、自分と比べるのはやめましょう。あなたはあなたのペースで大丈夫です。

心の余裕の有無で変わる行動パターン

気持ちに余裕がある時とない時では、同じ行動でも心の持ちようが全く違ってきます。

余裕がある時の心境

  • 「手が空いてるし、しておこうかな」
  • 「これをしたら親切かな」
    → 善意で気遣うことができる

余裕がない時の心境

  • 「したくないけど、してあげた」
  • 「やってあげている」
    → 上から目線の考えになってしまう

どうでしょう。私だけじゃないといいのですが・・・笑

イライラする本当の原因を探ってみよう

「してあげている」思考の落とし穴

気持ちに余裕がない時、「してあげている」という上から目線の考えになってしまうことに気が付きました。だからこそ、イライラしてしまうのだと思います。

そして、一度この考えになってしまうと、なかなか抜け出せなくなるんですよね。

「本来私がすることじゃないけど…」 「善意を当たり前と思われたら困る…」

こんな風に考え始めると、もう止まりません。

心の器が小さくなってしまう悪循環

このような思考に陥ると、器がゴマ粒レベルに小さくなってしまいます。
そして「周りのための行動をする」=「自分が損をする(ストレス)」という極端な考えに至ってしまうことも。

一人でイライラしているのに、一方でこんな自分が嫌になるという悪循環。
この状態、本当に辛いですよね。

私も何度もこの循環にハマって、自己嫌悪に陥った経験があります。

発想を転換する方法「自分のためにやる」思考

罪悪感を感じる必要はない

我ながら本当に性格が悪い考えかもしれませんが、「人のためにする」と思ってイライラするのなら、いっそ「自分のためにする」と思ってしまえばいいのです。

「そこまで性格悪くありません」というお声も聞こえてきそうです。
でも、どのような考え方であれ、結果的に周りの人のためになるなら、動機に関わらず価値のある行動だと思いませんか?

内なる葛藤が一番のストレス

最近気づいたことがあります。それは、心の中で二つの自分が戦っている時が、一番ストレスだということです。

「これをした方が他の人にとっても親切なんだろうな」と思う自分と、「でも私はしたくないんだよな」と意固地になっている自分。この内なる葛藤が、地味に自分を疲弊させてしまうのです。

「結果的に自分が得する」発想のメリット

発想を「結果的に自分が得する」という風に変えて、自分が納得できる理由を見つけることができれば、思いのほかすっきりと行動に移せるようになることに気づきました。

例えば:

  • この作業を手伝うことで、職場の雰囲気が良くなり、自分も働きやすくなる
  • 親切にすることで、いざという時に助けてもらいやすくなる
  • 面倒な雑務は「小休憩」と思って行う

具体的な思考転換の実践方法

ステップ1:自分の状態を受け入れる

まずは「今、自分に余裕がない」ことを素直に認めてみる。本当に性格が良くて優しい人でも、余裕がないときはイライラすると言っていました。人間であれば当然のことです。

ステップ2:完璧主義をやめる

「いつも優しくいなければならない」という完璧主義の考えは手放してしましょう。調子の良い日もあれば、そうでない日もあるのが普通です。「人間だもの」です。

ステップ3:「自分のため」の理由を見つける

親切な行動をする時は、「自分にとってどんなメリットがあるか」を考えてみてください。無理やりでも構いません。自分が納得できる理由を見つけることが大切なのです。

ステップ4:行動後の自分を褒める

たとえ動機が「自分のため」だったとしても、実際に行動に移せた自分を褒めてあげましょう。結果的に周りの人の役に立っているのですから。

他者に優しくできない自分を受け入れることから始てみる

自分に優しくすることが第一歩

他者に優しくするためには、まず自分に優しくすることが大切だと考えます。「今日はこんな自分でも仕方ない」と自分を許してあげることから始めるのはどうでしょうか。
少しは気が楽になるのでは、と思います。

余裕がない時期は誰にでもある

人生には波があります。心に余裕がない時期は、誰にでも必ずあるもの。そんな時の自分も、あなたの大切な一部分だと受け止めましょう。

「自分にできる」親切から始める

無理は禁物。特に自分を犠牲にした親切は、返ってストレスになり、最悪爆発してしまうかもしれません。自分にできる範囲から始めるのがベストだと思います。

まとめ:自分らしいペースで人との関わりを築いていこう

私自身、周りの人に寛容に接することができず、自分が嫌になるときがちょこちょこあります。そんなときは、自分を責めず、でも開き直ることもせず、考え方を変えることにしました。

大切なのは:

  • 自分の状態を素直に認めること
  • 「自分のため」という動機でも行動に価値があることを知ること

心に余裕がない時は、自分の心に無理をさせないことが大切です。
「自分のためにやる」という思考転換は、「え?」と引かれる思われるかもしれません。
それでも、自分の心が納得できるのであればいいんじゃないかなと思っています。

あなたの心が少しでも軽くなりますように。

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