着物が着たいけど、同時に面倒にも感じるあなたへ

着物

着物が着たいけど、面倒なんだよなぁ、というジレンマに悩まされること、ありませんか?

私は、多々あります。

なぜなら、洋服の時より時間がかかるから。

そんなときの対処法について、私なりの時短アイデアをご紹介します。

参考に・・・なるかな?

「着物、面倒だなぁ」を減らすための対策

私のめんどくさがり度について

私は本当~~~に面倒くさがりです。

ちょっと近所に外出をするときも、

着る服を考えるのが面倒だな~

部屋着から服を着替えるのが面倒だな~

髪を整えるのが面倒だな~(結果だいたい一つ結びになる)

化粧をするのが面倒だな~

と、何重ものハードルを越えなければなりません。

洋服で、しかも近所に出かけるときでさえこれです。着物を着ての外出は、正直、かなり負担面倒に感じるときがあるのです。

着物を着るのが負担に感じる原因

その理由としては、圧倒的に「時間がかかる」ことではないでしょうか。

主に、

・ヘアセット

・着付け(補正、長襦袢、着物の裾決め、着物の衿元決め、帯)

では、それぞれの私の対策についてご紹介いたします。

ヘアセット

私はそもそもヘアアレンジが得意なタイプではありません。

会社員時代はほぼ毎日一つ結び、たまにハーフアップをするレベルです。

その私がこれまで試したヘアセット時間短縮法を挙げてみます。

ハーフアップやポニーテールにしてみる

SNSでも見かけるスタイルです。

SNSにあげている人は、SNSにあげているだけあって、よく似合っていて、おしゃれです。

ですが、私は断念しました。

顔の大きさなのか、首の長さなのか、その両方なのか・・・なんだか変でした。

SNSで見かけるおしゃれさんとは明らかに違っていて、なんだかあか抜けないというか、悲しかったです。

髪を短く切る

切ってしまえばアレンジ自体不要。肩につかない長さのボブにしました。

「アレンジをしなくてよい」という点ではとっても楽になりましたが、それ以前に、癖が付かないように気を配ること増え、それが負担に感じて断念しました。

つけ毛を付ける

地毛は適当にお団子を作って、その上にかぶせる作戦です。

ですが、つけ毛って意外と安くはないんですね。

しっかりしていそうなものはそれなりのお値段だったので、お安いものを購入してみました。

中途半端なものを購入してしまったため、うまく活用できずにお蔵入りです。

ヘアアレンジを固定化する

最終的に落ち着いた方法がこれです。

「結局自分でヘアアレンジをするんかい」という声が聞こえてきそうですね。

その通りです。

アレンジの仕方は、YouTubeにもたくさん動画があるので困ることはありません。

私もそれなりの数の動画を見てきました。

ボブ用、ミディアム用、そしてロング用。

動画はたくさんあるし、動画を見るだけだとできそうな気がするのに、実際に上手にできたアレンジはほとんどありません。

毛が収納できなくてはみ出たり、逆にボリュームが少なくてスカスカだったり・・・。

アレンジは下手なくせに、仕上がりに妙なこだわりがあるので、なおさら選択肢が狭まっていしまって・・・。

そういうわけで、結局、二パターンに落ち着きました。

ミディアム向けの方におすすめなのはこちら。三つ編みさえできれば、本当に簡単です。

今はロングで毛の処理が難しくなったので、ただのお団子に落ち着いています。

本当は和髪を作れるようになりたいのだけど・・・遠い目

譲れない着付けポイントを決めて、スピードを上げる

まず、一番大事なのは「〇分で終わらせる」という強い決意と気合です。

これは意外と本当に大事。あと、100点を目指さないこと。

妥協も時には必要です。

さて、着付けですが、個人的に補正は欠かせないのでここは省略しません。

次に襦袢。半襦袢の方が楽なので半襦袢を導入します。

襦袢の衿元が決まらないと、着物の衿元に響くので、襦袢の衿元はきっちりと決めます。

そして長着を着ます。ここは、ただただ、急ぎます。丁寧に、でも急ぎます。

特に裾は、何度もやり直すと時間がかかるので、一発で決められるよう集中しましょう。

衿は、襦袢の衿が決まっていればおのずと決まります。

胸紐を締めたら手早くしわ取り。目立つ皺は伸ばしますが、神経質にはならない程度に。

帯の種類や締め方によっては、後ろのおはしょりが見えてしまうので、ぐちゃぐちゃにならない程度に整えます。

時短に最適なのは間違いなく、半幅帯!

※作り帯は使用したことがないので省きます。

ひとつだけでもいいのでアレンジを覚えておくと時短につながります。

ちなみに私はカルタ結び一本です。これが無難で簡単。本当に簡単。5分もかかりません。

帯締めでアレンジもできます。

ただ、お尻のカバーができないのでその点だけ注意が必要です。

(後ろのおはしょりが乱れていると見えてしまいます。)

以上が、私的、着物を着るときに面倒な気持ちを減らすための時短方法です。

上記はあくまで私の譲れないポイントを守りつつの方法ですので、それぞれ譲れないところ、妥協してもいいところを見極めながら独自の時短方法を確立してみてください。

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