夏に着物を着たいときのアイデアを集めました

着物

最近はずいぶんと暖かくなってきましたね。

年々、暑くなる時期が早まっているような気がするのは気のせいでしょうか。

昨年の写真データを確認すると、5月下旬ですでに単を着ていました。

暦上のルールより、実際の気温に合わせて調節する派です。

さて、少し早いですが、夏の暑い時期に着物を着たい方向けに、少しでも涼しく着るアイデアを集めてみました。

実体験を含めてご紹介しますので、なにか一つでも、参考になると嬉しいです。

冷感インナーを着用する

汗がすぐ乾くものがおすすめです。私はエアリズムを着用しています。

本来、インナーは綿製が好きなのですが、なかなか乾かないのが難点ですよね。

汗をかいたまま冷房の効いた室内に入ると、インナーの汗が乾かないまま冷えてしまうので、体にもよくないような気がします。

半襦袢を使用する

なんとなく、長襦袢より半襦袢の方が涼しい気がしています。

私は麻製の半襦袢を使用しています。

長襦袢に比べて、丈が短いのでお洗濯が簡単なところも気に入っています。

私が持っているものは半衿も夏用なのでとにかく手軽に使用できます。

麻の長襦袢を使用する

普段は半襦袢を愛用していますが、襦袢が透ける着物を着用するとき用に、麻製の長襦袢を購入しました。


涼しい、洗える、夏用の半衿付きで便利です。

ただ、丈が少し長く感じたので裾を折り上げて着用しています。

私は麻の着物のときに着用しています。風が吹いた時、身八口や袖口から風が入ってきて、思いのほか涼しかったんですよ。びっくりしました。

夏に麻の着物を着る気持ちよさを体感できました。

熱さまシートを貼る

これはどなたかが発信されていたアイデアなのですが、思い出せなくて・・・ごめんなさい。

私は脇の下あたり(もちろん見えない場所)に貼ったことがあります。

ただ、着付け中にぬるくなったら嫌だなと思って、着付けが終わった後に貼ったんですよ。

そしたら全然上手に貼れなくて・・・。(湿布がうまく貼れない、あの感じです。)

出かけている間中、脇から落ちてこないか心配していました。泣

貼るなら着付けのタイミングがおすすめです。

衣紋を大きめに抜く(衿を首に触れさせない)

個人的な感覚ですが、首に衿がくっついてると、ちょっと暑く感じるのです。

なので、暑い時期は衿が首に触れない程度に衣紋を抜くようにしています。

補正をボディタオルにする

これは、きものすなおさんが提供されているアイデアです。

この動画を見つけたた時、発想力のすごさに驚かされました。

動画内では「分厚いタイプのもの」をおすすめされているのですが、私はなぜか麻製のものを買ってしまいまして・・・。

あまりボリュームが出ず、私には少し補正力に物足りなかったため断念。

結局、普通のタオルを使っています。

伊達締めをメッシュ製のものにする

私は浴衣用に購入したものを使用しています。(使い勝手がいいので、なんだかんだ年中使用中。)

小さなアイテムですが、襦袢、着物と重ねて使うので、あなどれないと思っています。

帯枕を使わない

帯枕って基本的に背中にぴったり合わせますよね。

想像しただけで暑そうなので夏に帯枕を使用したことがありません。

半幅帯か、名古屋帯でも帯枕を使用しない結び方にしています。

また、大人が着物に合わせてもなじむような兵児帯も販売されています。

兵児帯は薄手で、ものによっては家庭で洗濯もできるので、汗をかく時期にはもってこいです。

私はこちらを持っています。ほどよいくすみ感で大人でも問題なく使用できています。


保冷剤を使う

こちらもきものすなおさんの動画で紹介されていました。

(保冷材の使い方は4:55から)

私は最寄りの駅まで徒歩10分ほどの距離があります。

もちろん日傘はさしますが、この日本の猛暑の中の10分は、なかなか厳しく・・・。

小さいものだと駅到着後にはほぼ溶けてしまいました。泣

なので、特大サイズの保冷剤を手ぬぐいで覆って持ち運んでいます。

首に当てるとひんやりしていて気持ちがいいんですよ~。

(当の本人は必死ですが、客観的に見たら面白い光景かもしれません。)

しかし改めて、保冷剤を使うってすごいアイデアですよね~。

番外編

へちまを使う

ネットで検索していたら、着付けのアイテムを一部へちまで代用するというアイデアが出てきました。

特にいいと思ったのが、補正と帯枕に使用するというもの。

へちまなら通気性があり厚みもあるため、補正にも使えそうです。

早速、アマゾンでへちまを購入し、こちらのブログを参考に作成。

一度使ったら、もう手放せない!「ヘチマ補正」の作り方

・・・と言いたいところですが、正直に白状しますと、へちまを平らに切り開いて干したところから作業をしていません・・・。

へちまが、思った以上に固くて・・・。チクチクするし・・・。

そのうちいつか、きっと・・・!

作成したらこちらでご報告いたします。

DIYせずとも、着物用のアイテムとして販売されてるようなので、気になる方は検索してみてください。

ポリエステル着物は暑い

透け感があろうが、暑かったです。

絽のようなタイプは未経験ですが、ただ単純に薄手なだけのものは、暑かったです。

無理は禁物

初夏くらいの時期に単を着て出かけていた時のことでした。

道端で、「暑い時期に着物を見ると涼しく感じますね」と声をかけていただいたことがありました。

なんだか嬉しいですよね。

ただし、夏の時期は、駅まで10分ほど歩くこともあり、絶対に無理はしないようにしています。

(着物の着用が原因で倒れでもして、他の方にご迷惑をおかけすることだけは避けたいのです。)

やはり、健康が第一ですからね。

以上、夏に着物を着る際のアイデア紹介でした。

アイデア自体は私発のものではありませんが、もし参考になるものがあれば嬉しいです。

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